出会い④
えっ、コーヒーまで用意?あっ、ありがと。」
目がもう何か語っている。
日頃の行いか?
そこで今日あったことをそのまま伝えてしまう。すると
「はぁ?お前正気なの?馬鹿なの?美人局とかそういうのもあるかとか、私に申し訳ないとかそういうの考えなかったの?見損なった。」
ごもっともである。美女に流されてしまった。
「うっうん、ごめん。」
「で、どうすんの?」
「うっ、うーんと連絡来ても適当にに断るよ。」
「できるの?わかってるでしょーね?多くは言わないけど。」
「はっはい、あの何も間違いなど起きません、起こしません。この埋め合わせは必ず。」
しかし冷静になれば、友達なりましょー、友達だし連絡先交換しましょー。
なだけなのにこの扱いったら。
までも、シュチュエーションとか経緯があれだし仕方ないか。ほぼ婚約者だしな。
まだプロポーズとかはしてないものの、暗黙の了解というか空気というか、日頃の会話などでもこのまま結婚とお互い思っていたと思う。そんな中での今日の出来事だった。
帰宅途中にシュークリームやケーキが美味しいと評判の店により、彼女の好きなままに買ってあげた。
尻に敷かれる瞬間である。などと思っていると
携帯が鳴った。彼女の反応が凄まじい。
反応速度卓球選手かよ、てか目が怖いよ顔も怖いよ、なかなか見ることのできない鬼の形相である。そんな怒る?いうて連絡先交換してメールきただけなのに。
しかしそんなことを思っているなど、おくびにも出さずメールを開く